2025年10月26日(日)、あかし市民図書館において人文学部の鈴木遥講師が「江井島海岸の藻が教えてくれること―身近な環境の保全について考える―」と題する講演を行いました。

鈴木講師は地域研究、環境人類学を専門とし、人の暮らしと自然環境の関わりを研究しています。今回は明石市西部の江井島海岸にひろがるアマモの藻場に注目し、SDGsの観点から分かりやすくその価値と保全・利用の方法について解説しました。
講演の要旨はこちらです。
当日は会場がいっぱいになるほどの盛況で、豊富な写真や図版、実践活動などを交えた鈴木講師の親しみやすい語り口に、参加された市民の方々も熱心に聞きいっておられました。都市化が進むなかで、残された自然環境をいかに維持・保全するかは今後の社会にとって大きな課題になります。この講演をきっかけに、たくさんの方々が江井島海岸に興味を持ってくださることを願います。


本講演はあかし市民図書館主催「SDGs講座」及び本学地域研究センター主催「大蔵谷ヒューマンサイエンスカフェ」の一環として実施されたものであり、明石市の「あかし対話と共創ウィーク」(10月24日~11月1日)の関連イベントとして開催されました。
大学における研究成果を、分かりやすいかたちでひろく地域や社会に還元し、社会的な連携を深めてゆくことは、「地域と繫がる大学」神戸学院にとって非常に重要な意味を持つと考えています。今後とも地域研究センターの活動にご理解、ご協力をたまわれば幸いです。
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