昨年度に引き続き、人文学部の教員と学生が、明石市立松が丘小学校との連携を進めるイベントに参加しました

 2025年7月31日に、明石市立松が丘小学校が主催する「松が丘いどばた会議」があさぎり・おおくら総合支援センターにて行われました。本イベントは、松が丘小学校が地域との連携を深める目的で毎年継続して実施しているものです。人文学部から、鹿島基彦准教授、鈴木遥講師と大学生1名が参加しました。

 人文学部では松が丘小学校との連携した教育研究活動を進めています。本年度は、大西慎也教授が担当している「人間形成実践Ⅰ」の講義で、受講生21人(2~4年次生)が明石市立松が丘小学校を訪問し、学校教育について学びを深める活動を実施しています。

イベントの様子                              (一財)明石コミュニティ創造協会宮内氏よりご提供

 今回のイベントのテーマは、「カリキュラム・マネジメントについて地域の人に知ってもらおう」でした。イベント前半では、松が丘小学校の「カリュラム・マネジメント」の概要などが紹介されました。ここでは、松が丘小学校のカリキュラムは、「『ありがとう』と言う存在から『ありがとう』と言われる存在へ」をキャッチフレーズとして、松ヶ丘地域に暮らす人々と対話し、地域に主体的に関わり、地域課題に対し貢献することを目指したものであることが参加者に伝えられました。

カリキュラム・マネジメントの説明

 イベント後半では、松が丘小学校のカリキュラム・マネジメントにおける地域との連携方法などに関するグループディスカッションを行いました。例えば、2年生のカリキュラム・マネジメントを考えるグループでは、先生方から「2学期に予定している町散策でどこを訪ねるのがよいか」という質問が出、これに対し地域の方から「あそこのお店は古くからやっている。交番で地域の治安について聞くのもいいかも」というアイデアが出されました。

グループワークの様子                           (一財)明石コミュニティ創造協会宮内氏よりご提供

 また、児童が育てた野菜を売る活動について、「野菜がうまく育たないこともあって大変」と先生方が課題を挙げました。これに対しては、「野菜にこだわらなくてもいいんじゃないか。人と人が交流する場こそ大切。他に売れるものはないか」という意見などが出ました。人文学部の学生は「小学生時代、学校の活動で銀杏を集めて売ったことがある」という思い出を披露し、意外な視点に皆が笑いました。その後も、色々なアイデアが飛び出しました。

グループワーク結果の報告                         (一財)明石コミュニティ創造協会宮内氏よりご提供

 グループワークの振り返りでは、「人と人のつながり」をつくり出し、維持する仕掛けが大切だという意見が多く出されたことが印象的でした。これは、人文学部による地域連携にも通ずる点であると思います。

 本イベントは、松ヶ丘小学校および松が丘地域の方々と人文学部の学生および教員が交流する貴重な機会となりました。今後も引き続き、松ヶ丘小学校との連携活動を進めていく予定です。

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