2018年度第5回大蔵谷ヒューマンサイエンスカフェを開催しました。11/28

 2018年11月28日(水)、第5回大蔵谷ヒューマンサイエンスカフェ「記憶から歴史を物語る~大蔵地区の記憶継承の拠点構築に向けて」を開催しました。地域の方が12名、学生が18名参加しました。

 共同体の歴史とは何でしょうか。それは、その共同体に生きた人々の記憶の集積といえます。高度経済成長期以降、日本各地で開発が進み、気が付けば、全国同じような風景がひろがっています。このような事態に直面し、現在いくつもの地域共同体で、「自分探し」が行われています。

 神戸学院大学地域研究センターでは、明石ハウスを拠点に、大蔵地域の記憶を集積する計画をあたためています。

 今回は、そのプロジェクトの導入として、地域の人たちから集められた写真と思い出語りから、どのような地域の姿が浮かび上がるかをご紹介しました。

 当日は、数多くの地域の方々と神戸学院大学の教員と学生が集まってくれました。大蔵地区の古い写真を見ながら、あれこれ記憶語りをするなかで、この地域の歴史が形作られる、そんな時間になりました。         (文責 三田牧)

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