今年も稲爪神社の秋祭りに神戸学院大学の学生・教員が参加しました。御輿をかつぐというめったにできない経験をさせていただきました。
こんにちは。博士研究員(PD)の吉田佳世です。神戸学院大学・人文学部の学生・教員が、今年も、大蔵地区で行われるビッグイベント稲爪神社の秋祭大祭に参加させていただきました。毎年恒例となりつつある、学院生たちの聞き取り調査の実施と御輿への参加ですが、今年も楽しく、無事に終えることができました。実は、私、吉田は、お祭り初参戦。初めてみるものばかりで大興奮でした。
12日は宵宮(よいみや)ということで、獅子舞と囃口流しの門付けが始まりました。
宵宮のメイン・イベントは、何といっても夕刻から行われる宮入です。稲爪神社の神門前にて、獅子舞と囃口流しが披露・奉納が行われました。去年参加した学院生にベストポジションを教えてもらい、ものすごくいい場所からみることができました(しかし、カメラを持っていなかったので、写真を一枚も撮らないというのんびりぶりでした。そのおかげでしっかり堪能できたわけですが…)。獅子舞ってこんなにアクロバティックなものだったんですねえ。こんなに動きのある獅子舞は全国でも珍しいそうです。
13日は本宮(ほんみは)。この日は、いよいよ御輿が登場しました。御輿が地域を練り歩く神幸行列が行われました。私は見られなかったのですが、今年は魚の棚(うぉんたな)にも行列がいったようです。
午後3時頃に、大塩邸のはす向かいにある八幡神社に各種の御輿が運び込まれはじめました。これら御輿が、旧西国街道である大蔵谷のメインストリートを通って、稲爪神社に奉納されるのです。ここでいよいよ学院生の出番です。男子学生は灯篭の御輿を、女子学生は少し小ぶりの御輿を担ぎました。
そして、学院生の御輿が出発した後、大蔵谷の男性たちによる御輿が八幡神社を出発しました。やはりホンモノは違うというか、学生が担ぐよりも動きが大きくて迫力満点でした。大塩邸の前も御輿が通りました。感激です。
(文責 吉田佳世)