2015年10月21日(水)、大塩家にて第1回大蔵谷ヒューマンサイエンスカフェを開催しました。
参加者は地域の方々20名、大学スタッフ9名の総勢29名で、大変盛況でした。足を運んでくださった方々にお礼申し上げます。
神戸学院大学人文学部長の寺嶋秀明による講演「子どもたちはどのように学習しているのか?狩猟採集民の研究から考える」では、大人が「教える」のではなく、子どもたちが「勝手に学んでいく」という、学習のありかたが紹介されました。
また、アフリカの狩猟採集民の暮らしが思いのほか余暇が多く、食物獲得のために割く時間もそう多くはないことが紹介され、日本でイメージする狩猟採集民社会とは少し異なる面が見えたように思います。講演後、フロアからは活発に質問が出されました。
次回はイギリス文学について、人文学部教授長谷川弘基が講演いたします。毛色の全く異なる講演をどうぞお楽しみください! (文責 三田牧)