美術部鷗風會が明石市の稲爪神社から制作依頼を受けた顔出しパネルを奉納しました

美術部鷗風會が、明石市の大蔵本町に位置する稲爪神社に伝わる推古天皇の頃の由緒に登場する鉄人をイメージした顔出しパネルを、神社から依頼を受けて制作し、3月2日に奉納しました。

本学地域研究センターは、稲爪神社と連携している研究員でもある人文学部の矢嶋教授が、同神社の菅谷誠夫宮司から、神社に伝わる推古天皇の頃の由緒に登場する鉄人をイメージした顔出しパネルを本学美術部に制作してもらえないかとの相談を受け、学生支援センターを通じて美術部鷗會部長(当時)の橋本琴音さん(経済学部3年生)に相談したところ、部として是非引き受けたいということとなり実現しました。制作はおもに岩本航太さん(法学部2年生)と小寺萌心(もえみ)さん(人文学部2年生)が担ったとのことで、2人によれば、絵を描くことには問題はなかったものの、パネルの加工や資材運搬が大変であったとのことでした。細木佑一郞さん(人文学部2年生)とともに裏方として制作を支えた橋本さんは、「地域の方から制作を持ちかけられてとても嬉しかったです。今後も地域から依頼があれば、応じていきたいです」と話していました。

美術部鷗風會と稲爪神社の間を取り持った矢嶋教授は、「宮司さんから、有瀬キャンパスが神社の氏子域に含まれるため、是非お願いしたいと要請を受けました。約10年ほど前に、明石駅のバス乗り場で美術部制作のバス路線図を見たことがあったので、できるとは思っていました。宮司さんが仕上がりに喜んでおられたので、本当に良かったです」と述べていました。菅谷宮司によれば、7月に行われる夏まつりまでには、拝殿前に設置したいとのことです

なお、別の写真が掲載された記事が こちら こちら にあります。

顔出しパネルが設置される予定の稲爪神社拝殿前 
社務所で記念写真を撮る岩本さん、橋本さん、小寺さん(左から順に)
制作された鉄人顔出しパネルと菅谷宮司
美術部鷗風會のサインはパネルを支える脚に
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